COZYMASS IN WONDERLAND


歌詞の転写等は、常識的な範囲で御願いします。
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法律云々よりも、人間性の問題だと思っとります。
COZYMASS IN WONDERLAND

作詞:堀井識子、菊地謙大郎
作曲:菊地謙大郎
e-License作品番号26539

I WAKE UP AND LOOK UP THE SKY
今日が始まる
I FEEL THE AIR 何かが
頬をくすぐる
あなたも感じる、この風のささやき
ラララ・・・

服を着替えて探しに行こう
不思議な声が聞こえる場所を
綺麗な青い花が咲いてる
優しい声で教えてくれる

SKIPPIN’ DOWN AND RAMBLIN’ SHOES
うれしいな
きっと生まれたてなのでしょう
小さな命がゆれてる
素敵な一日

ああ、なぜか今にもわかりそうなの
わたしが感じる不思議な声
今でも聞こえる、この風のささやき
ラララ・・・

BIRDS ARE SINGIN’ CHEERFULLY
AND FLOWERS IN BLOOM
昨夜は恐い夢を見たけど
みんなが側にいてくれるから
元気になれるよ

そこに行けば、はっきりと聞こえてくる
そんなの今ではどうでもいい
みんながいっしょに生きていてくれれば
それだけでいい

ああ、聴こえた、わかった、そのささやき
ああ、はっきり届いた不思議な声
あなたに伝える、この風のささやき
「春が来てるよ」

『コジマス イン ワンダーランド』

大学を卒業した次の年。
家の近くのビルの三階に、あるカフェを見つけました。
そのカフェの名前は『泥水』。
それから約2年もの間、このお店が閉店に至る日まで、
僕はこの泥水に、ほぼ毎日入り浸ることになります。
店内では、このお店のオーナーの趣味で、
いつも素晴らしい音楽が流れていました。
もしこのお店が無かったら、僕はマイルスやマディーウォーターズ、
そしてアレサフランクリン等の素晴らしいアーティストの音楽を
今でも深く知る事は無かった、そんな風にすら思います。

そんな状況の中で、僕はこのお店の人たちと
「何かいっしょにやりたい」という衝動に駆られました。
でもそれは、ただ単にこのお店の店員としてバイトで雇ってもらう、
みたいなことではなく、何かいっしょに作品を創りたかったのです。

そこで僕は、店員の女性にボーカルの依頼をし、
作詞の依頼を、また別の店員の女性に無理矢理頼み込みました。
そして、程なくして出来上がった作品が、この曲です。

この曲自体は、もう5年も前からアルカディアのライブにて、
毎回(ヴァイオリン、チェロ、クラリネット、ギター、ピアノの編成で)
欠かさず演奏していましたが(もちろん今後も演奏します)、
今回のアルバム制作に当たって、
遂に、このヴォーカル入りのバージョンを発表する運びとなりました。
僕の個人的な思い出話で恐縮ですが、この曲を聴くと、
あのカフェでの色々な出来事が目の前に浮んできて、
何だかとってもノスタルジックな気分になります。

ある朝目覚めると、何かいつもと違った感じがします。
でも、それが何かはわからない。
耳を澄ますと、それは何か「音」のようです。

彼女はパジャマを着替え、その「音」が聞こえてくる場所を
探しに出かけます。
しかし、必死になって探しても、その「音」の正体はわかりません。
そんな中、綺麗な花や鳥たちとの出会いが、
彼女に、普段忘れがちな、何か大切なことを気付かせてくれたようです。
すると、今まで何かわからなかった、その「音」の正体が・・・。

ちょっとした、おとぎ話のような内容の曲です。

この曲を聴いてくれた人が、何か大切な「音」を
感じとってくれればいいな、と僕は思います。
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