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法律云々よりも、人間性の問題だと思っとります。
作曲：菊地謙大郎
e-License作品番号26538
歌詞はありません。
ヴァイオリン、
チェロ、
クラリネット、
アコースティックギター、
ピアノ
という編成での、
インストゥルメンタル曲です。
大学時代のある日、僕と同じゼミの友人
（その時点ではまだ友人ではなかったけど）が話しかけてきました。
そして、彼（S君）はこう言いました。
「自分が撮った映画があるから、それに曲をつけてくれ」と。
何でもやりたがりの僕の返事はもちろん、「いいよー」。
そんな感じでS君とのやり取りが始まり、この曲が生まれました。
その映画で使われた当時、この曲は３分くらいのピアノソロの曲でした。
そして大学を卒業後、
僕がアルカディアというアコースティックグループを結成した際、
そのグループ用に編曲し直したのが、
このアルバムに収められている形なのです。
その後も様々な縁があり、この曲は、また違う形で
別の映画のテーマ曲にもなりました。
また、ありがたいことに、ライヴにきて下さった方々からも、
「SUMMERが一番よかった」だとか「SUMMERをまた聴きたい」
などの意見をもらいます。
決して自発的な衝動で創ったわけではなく、ただ、大学の友人に作曲を頼まれ、
たったビール一杯程度のギャラで創った曲が・・・
何だかもう、曲が命を持ち、一人でに歩いているような錯覚に陥ります。
何はともあれ、あのときS君が僕に話しかけてくれたおかげで、
この曲は生まれました。
S君に感謝です。
ありがとう。
